熱処理とは、金属に魂を吹き込む技術です。
当社ではこの技術を「見えざる技術」と呼んでいます。
焼入れ、焼戻し、焼なまし、焼ならしといった熱処理を行うことにより、材料を硬く、軟らかく、強靭に、さび難くし、目的に応じて様々な特性を得ることができます。
当社はこの熱処理を1975年の設立以来、50年以上に亘って行ってきました。
特に創業の地である大阪工場は、重厚長大品に特化した熱処理で知られ、全国から受注を頂いております。
その後に開設された四国・兵庫工場では、大型の素形材熱処理は勿論のこと、真空・浸炭部門を加え、あらゆる熱処理が可能な工場として操業しています。
2007年に3工場体制となったことで、各工場の弱点を補完し、現在はあらゆる種類の熱処理に対応できる体制が整いました。
また、航空機産業を筆頭に、自動車・産業機械など、高度化・多様化する熱処理要求に対応するため、技術研鑽を続けています。
その一環として、2012年に大阪工場、2017年に兵庫工場でそれぞれJISQ9100認証を取得し、品質マネジメント体制を強化しました。
これにより、お客様にご満足いただける熱処理品質を提供できるよう努めております。
「谷口金属でなければ」と言われる企業を目指し、私たちはこれからも邁進していきます。
代表取締役 谷山 俊介